会長挨拶
成蹊会会長 高井 昌史
会員の皆様には日頃より成蹊会の活動にご理解ご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。
今年は開催出来るかと多くの皆さんが楽しみにされていた、4月の成蹊桜祭も昨年に引き続き中止を余儀無くされるなど、新型コロナウイルスの影響から未だに脱却出来ない日々が続いております。
長引くコロナ禍によって、経済活動への甚大な影響は元より、日々の生活様式や社会活動自体にも大きな変革と対応が求められる中、多くの皆様が苦心の日々を送られておりますことと推察申し上げます。
成蹊学園も昨年は実施出来なかった卒業式・入学式を今年は開催方式を工夫し、大学も含め各学校で挙行されましたが、大人数での授業となる大学においては、新年度に入っても依然オンライン中心の授業が続いております。
そうした中、学園では4期12年に亘り成蹊を率いていただいた佃和夫理事長に替り、三菱商事会長の小林健様が新たに理事長に就任されました。
同窓生組織である我々成蹊会としましても、学園との強固な連携の基に、この困難な時にこそ母校成蹊学園の発展に向け、更に力を尽くすべきと考えます。会員の皆様には、引き続き成蹊会の事業活動へのご理解ご協力と、より一層のご支援を賜りますよう改めましてお願い申し上げる次第です。
また、会員相互の親睦と交流を旨とする成蹊会として、同窓生が集う事が儘ならない、この長いトンネルの終息を願って止みませんが、ワクチン接種を始め、ようやく出口も見え始めました。遠からず、安心して集える日が来ようかと思います。その際には、成蹊のキャンパスに多くの同窓生の皆さんをお招きしようと(ホームカミングデー)、学園とも相談をしているところです。
一日も早くその日がまいりまして、皆さんと再会出来ますことを心から祈念しまして、挨拶とさせていただきます。
(法・45年)