株式会社ういろう
外郎(ういろう) 武さん(昭和59年経済学部卒)
約650年前、元朝の役人だった初祖は日本に帰化し、陳(ちん)外郎(ういろう)と名乗りました。大陸の知識と医薬術に長け、外郎家は室町幕府で重用されました。国賓の接待用に創作した棹菓子が「ういろう」の始まりです。北条早雲の招きで500年程前に小田原に移住し、25代に亘り一子相伝で菓子と家伝薬の「ういろう」を製造・販売しています。先祖の思いを大切にし、目の届く範囲でもの作りに徹しているため小田原でのみ販売です。歌舞伎「外郎売」や祇園祭など文化と深い縁を本店内の博物館でご紹介しています。成蹊学園で育んだ心力を糧に地元を大切にしております。2015年の発足した小田原箱根地域成蹊会もどうぞよろしくお願いします。
店舗外観
博物館内