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最終回第25回信州寮歌祭参加記

 最終を迎えた第25回信州寮歌祭が、平成22年6月12日(土)正午より松本市あがたの森にある旧制松本高校講堂で40校に松本市民を加えた約360人を集めて開催され、成蹊高は常連を中心に11名が参加をした。  最終回とあって実行委員会では112頁に及ぶ記念冊子に加え記念品を準備して参加者を歓迎してくれた。会場では、開会宣言に始まって、松本市長を加えた来賓の方々の挨拶等があった後に、わが校の谷さん(信州白線会副会長)の乾杯で約4時間余の寮歌祭がスタートした。  成蹊高は22番目に登壇して、西村さんのリードで校歌1番と3番に加えて、信州白線会から要望されたリクエスト曲の寮歌「膚を濡らす」を歌って気勢を挙げた。続いて、片山さん兄弟は松本高校グループに参加して父君(片山尚先生)が作曲された「嗚呼青春」謡って供養され、閉会宣言前の「離別の歌」としてはこの寮歌祭を通じて愛唱してきた松本高寮歌「春寂寥」を登壇した各校有志のみでなく参加者全員が合唱して、大音響の中に目出度く終焉を告げた。  (新制高1回 井川舜喬)
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