1981年8月に始まったこの寮歌祭は練馬から武蔵野に名前を変え、春は観桜、秋は嘯風と年二回へと発展しましたが、高齢者の集会であるため、通算65回目に中国の挽歌から「薤路」の名を借りて、学習院・輔仁会館で平成24年3月31日に最終回の集いを行いました。成蹊高からは9名が参加し、第一部で「校歌」全章を歌い、第二部では「膚を濡らす」で有終の美を飾りました。その状況の細部はスナップ写真をご高覧ください。 会場では38校200名が酒食を嗜みながら、青春に回帰した気持ちで、出番で
披露する自校の歌ばかりでなく、他校の寮歌も唱和して、4時間余の熱気のあふれた寮歌祭を楽しみましたが、屋外は風雨の荒れた気象と対照的でした。 最後に、成蹊高有志が共に楽しんできた主な「寮歌祭」はこれで終焉を迎えましたが、今後は、機会を設けて、わが成蹊の諸先輩の作った素晴らしい寮歌の伝承を行いたいと考えておりますことを付言しておきます。 (新制高1回卒 井川舜喬)
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