会長挨拶

会長挨拶

 成蹊会会長 高井 昌史
 会員の皆様には日頃より成蹊会の活動にご理解ご協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
 昨年度は成蹊会及び学園行事の多くがコロナ以前の状態に戻りまして、去る3月31日に行われた第46回成蹊桜祭は実に5年ぶりに制限の無い開催となり、晴天の下9千名に上る来場者で大いに賑わいました。
 また、これまで開催を見合わせていた卒業から10年毎の周年同窓会や全国・海外の地域成蹊会も数多く開催されるなど、同窓の懇親を深める機会が戻ってまいりましたことは喜ばしい限りです。
 今年は創立者中村春二先生の没後100年という節目を迎え、2月には成蹊学園・成蹊会の共催による記念式典を執り行いました。改めて、創立者が目指した成蹊教育に思いを馳せると共に、成蹊学園の更なる発展を期す機会にもなったと思います。
 大学では、この5月には約60年ぶりに理工学部エリアが再開発され新棟が竣工しました。この秋からは理工学部はもちろん文理融合のコラボスペースとしても活用される予定です。そして、政治経済学部が経済学部・法学部に分離して以来ともなる、国際系の新学部設立に向けた準備も進められています。
 このように母校・成蹊学園が新たな発展に向けた取組みを行う中で、成蹊会としても学園との連携の下に、母校支援・在校生支援の活動を更に強化してまいります。
 また、今年は成蹊学園が吉祥寺に移転してから100周年にもあたり、会員の皆様に参加いただける企画などを検討したいと思います。これからは卒業生が交流・懇親する機会を増やしながら、成蹊の輪を拡げて、成蹊会の活動がより充実したものとなるように取り組む所存です。今後とも、皆様の変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 最後に会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈りしまして、成蹊会誌第139号の発刊にあたり、ご挨拶とさせていただきます。

ページトップ