成蹊探訪 27
「こもれび」
五日市街道から大学正門へ向かう赤レンガの遊歩道脇に、一人の少女の像がうつむき加減に池を泳ぐ鴨の親子を見つめています。
「こもれび」と名付けられたこの像は、昭和22年から学園理事長として、成蹊学園の発展に尽くされた故石黒俊夫理事長のご遺族より、成蹊教育への一助にといただいたご寄附により、平成12年3月に造られました。
作者は山本正道氏で、横浜山下公園にある「赤い靴はいてた女の子」像の作者として広く知られています。山本氏は何度も学園を訪れ、成蹊学園の歴史や環境・雰囲気を実感しながら構想を固め、完成までに約2年の期間を要しました。
「こもれび」と名付けられたこの像は、昭和22年から学園理事長として、成蹊学園の発展に尽くされた故石黒俊夫理事長のご遺族より、成蹊教育への一助にといただいたご寄附により、平成12年3月に造られました。
作者は山本正道氏で、横浜山下公園にある「赤い靴はいてた女の子」像の作者として広く知られています。山本氏は何度も学園を訪れ、成蹊学園の歴史や環境・雰囲気を実感しながら構想を固め、完成までに約2年の期間を要しました。
「武蔵野の自然の中にある成蹊学園の美しい環境を守り、児童、生徒、学生、教職員そのほか学園にかかわるものの健やかな成長を願って設置された(碑文抜粋)」この像には、日々ここを通る児童、生徒、学生それぞれが、学業や課外活動に充分力が発揮できるようにとの思いが込められています。